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看護薬理学(学生用教材)
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13 事前学習(疼痛評価と細胞周期)
13 事前学習(疼痛評価と細胞周期)
2026/9/2
14:51
2026/9/2
14:51
このページの使い方
事前学習(15〜20分)の要点整理です。
この回のメッセージ:
薬を投与したか
ではなく、
患者の苦痛
と
有害事象
がどう変化したかをみる。
到達目標(事前学習)
疼痛の強さ・性質・部位を評価できる
侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛を区別できる
持続痛と突出痛を区別できる
細胞周期の大まかな流れを説明できる
抗がん薬が正常細胞にも影響する理由を説明できる
疼痛評価:まずPQRST(型)
P
(Provocation/Palliation):誘因・増悪/軽減因子
Q
(Quality):性質(ズキズキ、締め付け、しびれ、電撃痛など)
R
(Region/Radiation):部位・放散
S
(Severity):強さ(NRSなど)
T
(Time):いつから、持続/間欠、経時変化
疼痛評価尺度(例)
NRS(0〜10)
VAS
フェイススケール
強さだけでなく、
動作
・
睡眠
・
生活
への影響もセットで評価する。
痛みの種類(ざっくり3つ)
侵害受容性疼痛
体性痛(骨・筋など)
内臓痛(内臓由来)
神経障害性疼痛
しびれ、灼熱痛、電撃痛 など
混合性疼痛
複数の機序が重なる
持続痛と突出痛
持続痛
:1日を通して続く痛み
突出痛
:一時的に急激に増悪する痛み
突出痛があるときは「普段の痛み(持続痛)」と「増悪時(突出痛)」を分けて考える。
細胞周期(超要点)
期
何が起きる?(イメージ)
G₁期
分裂の準備
S期
DNAを複製
G₂期
分裂の最終準備
M期
分裂(有糸分裂)
抗がん薬が正常細胞にも影響する理由
抗がん薬は「増殖しやすい細胞」を標的にするため、がん細胞だけでなく、次の正常細胞にも影響しやすい。
骨髄
(血球をつくる)
消化管
(粘膜)
毛包
生殖細胞
→ その結果、
骨髄抑制
(好中球/赤血球/血小板低下)などが起こり得る。
予告:対面授業で扱う“危険サイン”
発熱性好中球減少症
(発熱+好中球減少):感染が重症化しうる
血管外漏出
:投与部位の腫れ・痛み・発赤は要注意
オピオイド開始後
:鎮痛効果だけでなく、呼吸・意識・便通をみる
確認ミニテスト(5問)
PQRSTのうち「痛みの性質」を表すのはどれ?
神経障害性疼痛の例を1つ。
持続痛と突出痛の違いを1文で。
細胞周期のS期で起きることは?
抗がん薬が影響しやすい正常細胞を1つ。