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PDE5阻害薬/前立腺肥大症(LUTS/BPH)

PDE5阻害薬(前立腺肥大症:LUTS/BPH)

前立腺肥大症に伴う下部尿路症状(LUTS)に対して、PDE5阻害 → cGMP↑を介し、前立腺・膀胱頸部・骨盤内血流などに作用して症状を改善する薬。
※ ED治療薬と同系統だが、目的・用量・製品が異なる。
📌

代表薬(BPH適応)

  • タダラフィル 5mg/日(ザルティア®)
    • 1日1回の定期内服
    • (ED治療のシアリス®とは用量・使い方が異なる)
🧠

作用機序(要点)

  • PDE5阻害 → cGMP分解↓ → cGMP↑
  • 平滑筋弛緩(前立腺・膀胱頸部・尿道など)
  • 骨盤内血流改善なども関与 → 排尿症状(LUTS)の改善
💊

位置づけ(どんな時に使う?)

  • BPHの排尿症状に対して選択肢の一つ
  • EDを合併している場合に特に有用
  • 併用例:
    • α1遮断薬 + PDE5阻害薬(低血圧に注意)
    • 5α還元酵素阻害薬 + PDE5阻害薬(方針は症状・前立腺体積で判断)
⚠️

禁忌・注意(超重要)

  • 硝酸薬(ニトログリセリン等)/ニコランジルとの併用禁忌:致命的低血圧
  • 併用注意:α遮断薬、降圧薬、CYP3A4阻害薬 など(低血圧リスク)
🩺

看護の観察ポイント

  • 血圧(めまい、ふらつき、起立性低血圧)
  • 排尿症状の変化:尿勢、夜間頻尿、残尿感、排尿困難の悪化がないか
  • 硝酸薬の使用歴(救急受診時も含めて確認)