バッカル錠
くすりの秘密 第二弾
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バッカル錠
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医薬品の製造技術は、本当に奥が深いので、少しずつ、ご紹介させてください。
今回は、バッカル錠についてご説明します。

「バッカル」という言葉を調べてみると、
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buccal
頬の、口内の
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という言葉が出てきます。

バッカル部位とは、上の奥歯の歯茎部分を言います。ちょうどほうれい線のあるあたりの歯茎部分です。

バッカル錠は、頬と歯茎の間に薬を挟んで置いて使う薬です。
ここに挟むと、薬の成分が徐々に溶け出して、吸収されていきます。
飲み込むよりも早く効くことが特徴です。しかも、薬を置くので、そこから徐々に成分が放出されることで、一定の薬がじわじわと効く状態を保つこともできます。
点滴のような難しい手技も不要にも関わらず、
簡単な投与方法で、早く・じっくり効くことが特徴的な投与経路です。
もしも口の中が乾いていたら、薬の溶け出す速度も遅くなりますので、薬の効きはじめが遅くなる可能性があります。
一口だけ水分をとって、口中を湿らせると良いでしょう。
噛まずに、お使いください。
(薬の例)
イーフェンバッカル錠
強い痛みを抑えるために使う薬です。痛みをすぐ止めるように、早く効く経路は大切な使い方です。

表紙のこぼれ話
クリオネのツノのような部分を、「バッカルコーン」と言います。
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バッカル+コーン(円錐)
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実は、ツノではなく、捕食するときに使う触手状の部分だそうです。
頬の円錐状の部分ということで、命名されたのでしょうか。


