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14 事前学習(免疫・皮膚・点眼と性ホルモンの基本)

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  • 事前学習(15〜20分)の要点整理です。
  • この回の中心メッセージ:薬の標的が局所でも、患者全体を観察する/免疫抑制・薬疹・ホルモン治療では早く気づく危険を見逃さない。

到達目標(事前学習)

  1. 免疫反応を抑えると感染しやすくなる理由を説明できる
  1. 皮膚からの薬物吸収に影響する条件を説明できる
  1. 点眼薬が全身に移行する経路を説明できる
  1. 視床下部―下垂体―性腺系の関係を説明できる
  1. FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロンの基本的役割を説明できる

1) 免疫を抑えると感染しやすい理由(2行で)

免疫は病原体の排除と炎症反応を担う。免疫反応を抑える薬は炎症を抑える一方で、病原体を排除する力も弱くなり、感染が起きやすく・重症化しやすくなる。

キーワード

  • 自然免疫/獲得免疫
  • T細胞/B細胞/サイトカイン(免疫抑制薬の標的になりやすい)

2) 皮膚外用薬:吸収が増えやすい条件

外用薬の吸収は「塗った薬」だけで決まらず、皮膚の状態と塗り方で変わる。
吸収が増えやすい例:
  • 部位(皮膚が薄い所)
  • 年齢(小児など)
  • 炎症がある
  • 塗布面積が広い
  • 密封(ラップ等)

3) 点眼薬が全身に移行する経路

  • 眼表面 → 鼻涙管 → 鼻粘膜 → 血中へ

点眼の基本(最小)

  • 1回1滴
  • 容器の先端を眼やまつ毛に触れさせない

4) 視床下部―下垂体―性腺系(超要点)

  • 視床下部:GnRH
  • 下垂体:FSH / LH
  • 性腺:性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン など)

5) FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロン(役割)

  • FSH:卵胞の発育に関わる
  • LH:排卵に関わる(LHサージ)
  • エストロゲン:子宮内膜、骨、血液凝固などへ作用
  • プロゲステロン:子宮内膜を妊娠に適した状態にする(黄体期)

事前確認問題(5問)

  1. 免疫反応を抑制すると感染リスクが高くなるのはなぜか
  1. 外用薬の吸収が大きくなりやすい条件を2つ
  1. 点眼薬が全身に移行する経路は何か
  1. 排卵に直接関係するホルモンは何か
  1. プロゲステロンの主な役割を1つ