看護薬理学
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看護薬理学(学生用教材)
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14 事前学習(免疫・皮膚・点眼と性ホルモンの基本)
14 事前学習(免疫・皮膚・点眼と性ホルモンの基本)
2026/9/2
14:53
2026/9/18
12:19
このページの使い方
事前学習(15〜20分)の要点整理です。
この回の中心メッセージ:
薬の標的が局所でも、患者全体を観察する
/免疫抑制・薬疹・ホルモン治療では
早く気づく危険
を見逃さない。
到達目標(事前学習)
免疫反応を抑えると感染しやすくなる理由を説明できる
皮膚からの薬物吸収に影響する条件を説明できる
点眼薬が全身に移行する経路を説明できる
視床下部―下垂体―性腺系の関係を説明できる
FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロンの基本的役割を説明できる
1) 免疫を抑えると感染しやすい理由(2行で)
免疫は病原体の排除と炎症反応を担う。免疫反応を抑える薬は炎症を抑える一方で、病原体を排除する力も弱くなり、感染が起きやすく・重症化しやすくなる。
キーワード
自然免疫/獲得免疫
T細胞/B細胞/サイトカイン(免疫抑制薬の標的になりやすい)
2) 皮膚外用薬:吸収が増えやすい条件
外用薬の吸収は「塗った薬」だけで決まらず、皮膚の状態と塗り方で変わる。
吸収が増えやすい
例:
部位(皮膚が薄い所)
年齢(小児など)
炎症がある
塗布面積が広い
密封(ラップ等)
3) 点眼薬が全身に移行する経路
眼表面 →
鼻涙管
→ 鼻粘膜 → 血中へ
点眼の基本(最小)
1回
1滴
容器の先端を眼やまつ毛に触れさせない
4) 視床下部―下垂体―性腺系(超要点)
視床下部:GnRH
下垂体:FSH / LH
性腺:性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン など)
5) FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロン(役割)
FSH
:卵胞の発育に関わる
LH
:排卵に関わる(LHサージ)
エストロゲン
:子宮内膜、骨、血液凝固などへ作用
プロゲステロン
:子宮内膜を妊娠に適した状態にする(黄体期)
事前確認問題(5問)
免疫反応を抑制すると感染リスクが高くなるのはなぜか
外用薬の吸収が大きくなりやすい条件を2つ
点眼薬が全身に移行する経路は何か
排卵に直接関係するホルモンは何か
プロゲステロンの主な役割を1つ