PEG・ラクツロース

PEG・ラクツロース

腸管内に水分を保持・引き込み、便を軟らかくして排便しやすくする薬。便秘治療で使いやすいが、腹満・放屁や下痢が生活に影響しやすい。下痢が強い場合は脱水・電解質異常に注意する。

この薬効群のポイント

  • 目的:便の軟化(慢性便秘症)
  • まず見る:腹満・放屁と下痢(水様便)
  • 高齢者では:下痢 → 脱水 → ふらつき・転倒・せん妄につながりうる

代表薬

  • PEG(ポリエチレングリコール)
  • ラクツロース

観察(5領域+α)

  • 🍽 食事:水分摂取、腹満・悪心による摂取低下
  • 🚽 排泄:便性状、回数、下痢(軟化しすぎていないか)、腹満
  • 💤 睡眠:腹満や便意で中断しないか
  • 🏃‍♀️ 運動・活動:下痢・脱水でふらつき、外出や活動の制限
  • 🧠 認知機能:脱水・電解質異常による意識変化(ぼんやり等)
  • +α:脱水・電解質(Na/Kなど)/体重・尿量

見逃したくない兆候

  • 頻回の水様便、口渇、血圧低下、尿量低下、意識変化 → 脱水・電解質異常を疑う

注意するタイミング

  • 開始・増量時:下痢、腹満、腹痛
  • 下痢出現時:水分摂取・尿量・電解質、ふらつき
  • 高齢者:生活への影響(食事・睡眠・活動)まで評価