問2-16. HPVワクチン接種後に報告されている「多様な症状」はどのようなものですか?

HPVワクチン接種後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動等を中心とする「多様な症状」が起きたことが副反応疑い報告により報告されています。
この症状は、何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査で合致する異常所見が見つからない「機能性身体症状」であることが考えられています。症状は、①知覚に関する症状、②運動に関する症状、③自律神経等に関する症状、④認知機能に関する症状など様々に報告されています。
なお、「接種後1か月以上経過してから発症している人は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい」と専門家により評価されています。また、HPVワクチンの接種歴のない方においても、同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在したことが明らかとなっています。さまざまな調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。