リツキシマブ(遺伝子組換え)
5. 効能又は効果に関連する注意〈ネフローゼ症候群〉5.7 診療ガイドライン等の最新の情報を参考に、本剤の投与が適切と判断される患者に使用すること。
6. 用法及び用量
- 〈B細胞性非ホジキンリンパ腫〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最大投与回数は8回とする。他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、併用する抗悪性腫瘍剤の投与間隔に合わせて、1サイクルあたり1回投与する。維持療法に用いる場合は、通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を点滴静注する。投与間隔は8週間を目安とし、最大投与回数は12回とする。
- 〈慢性リンパ性白血病〉
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として初回に1回量375mg/m2、2回目以降は1回量500mg/m2を、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルに合わせて、1サイクルあたり1回点滴静注する。最大投与回数は6回とする。
- 〈免疫抑制状態下のB細胞性リンパ増殖性疾患〉
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最大投与回数は8回とする。
- 〈多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、後天性血栓性血小板減少性紫斑病、全身性強皮症〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。
- 〈既存治療で効果不十分なループス腎炎、持続性及び慢性免疫性血小板減少症、自己免疫性溶血性貧血〉
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。
- 〈ネフローゼ症候群〉
- 頻回再発型あるいはステロイド依存性のネフローゼ症候群通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2(小児期発症の場合、最大500mg)を1週間間隔で2回点滴静注する。その後、成人期発症の場合は、初回投与から6ヵ月後に375mg/m2を1回点滴静注する。
- 難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型、ステロイド依存性あるいはステロイド抵抗性を示す場合)通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。ただし、1回あたりの最大投与量は500mgまでとする。
- 〈難治性の尋常性天疱瘡及び落葉状天疱瘡〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量1,000mg/bodyを2週間間隔で2回点滴静注する。
- 〈視神経脊髄炎スペクトラム障害の再発予防〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。その後、初回投与から6ヵ月毎に1回量1,000mg/body(固定用量)を2週間間隔で2回点滴静注する。
- 〈臓器移植時の抗体関連型拒絶反応の抑制及び治療〉
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を点滴静注する。ただし、患者の状態により適宜減量する。
- 〈イブリツモマブ チウキセタンの前投与〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として250mg/m2を1回、点滴静注する。
- 〈効能共通〉
本剤は用時生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液にて1~4mg/mLに希釈調製し使用する。
11.1 重大な副作用11.1.4 肝機能障害、黄疸(頻度不明)AST上昇(7.2%)、ALT上昇(7.4%)、Al-P上昇(3.0%)、総ビリルビン上昇(3.0%)等の肝機能検査値異常を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。[8.4 参照]11.1.6 血球減少汎血球減少(頻度不明)、白血球減少(35.2%)、好中球減少(33.7%)、無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(10.4%)があらわれることがあり、重篤な血球減少も報告されている。好中球減少については、本剤の最終投与から4週間以上経過して発現する例が報告されている。[8.5 参照][9.1.5 参照]11.1.7 感染症(38.3%)11.1.10 心障害(8.8%)心室性あるいは心房性の不整脈、狭心症、心筋梗塞が報告されている。[9.1.1 参照]11.1.11 腎障害(頻度不明)血清クレアチニン上昇(0.7%)、BUN上昇(1.9%)等の腎障害があらわれることがあり、透析を必要とする腎障害が報告されている。尿量減少、血清クレアチニンやBUNの上昇が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.1.13 血圧下降(5.1%)一過性の血圧下降が発現することがある。[10.2 参照]
11.2 その他の副作用