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性別で使い方が違う薬がある

こんにちは、こはく堂薬局です。
初めて薬局にいらした時、薬局で初回アンケートの記入などを求められたことがあるのではないでしょうか?
薬局では、患者様に安全な薬物治療をお届けするために、おひとりおひとりに”薬のカルテ”(薬歴)を作成し、確認しています。
項目の一つに、「性別」もお伺いしています。
薬局では、なぜ、性別を確認しているのでしょうか?
もちろん、生殖器に対する薬のように、男性だけが使う薬・女性だけが使う薬と、性別に特有の薬もあります。
そのほかにも、性別で使い方が違う薬があります。
例えばこんな薬があります。
○ピオグリタゾン
原則として、女性の場合は、男性よりも少ない用量から開始します。
この理由は、副作用として起こる可能性がある「浮腫」を、できるだけ防ぐためです。
女性の方が、浮腫が起こりやすいことがわかっていますので、より、少ない用量から開始します。
女性には「少量」を使う薬
【理由】女性では特に、副作用に注意が必要だから
○ラモセトロン
この薬は、原則として、女性には、男性の半分量を使います。
この理由は、副作用として起こる可能性がある「便秘」をできるだけ防ぐためです。
女性の方が、便秘が起こりやすいことがわかっていますので、より、少ない用量を使います。
また、同じ量を服用したとき、女性の方が、薬の成分濃度が高くなりやすいことがわかっています(男性の2倍弱)。
そのため、量が制限されています。
○ミニリンメルト
この薬は、従来、尿崩症などの治療薬として、男性にも女性にも使われてきました。
従来よりも少ない用量で、夜間頻尿の治療に使えることがわかってきました。
しかし、女性においては、有効性の証明が不十分だと判断されたので、現在は、夜間頻尿の治療目的では、男性のみにしか使えません。