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注意が必要な一般名処方/適応症の違い

「ゾニサミド」が一般名処方されている処方箋を応需した時の注意点を教えてください
A: 適応症の違いに注意が必要です
 

はじめに

 
ゾニサミドには、トレリーフとエクセグランがあります。
 
トレリーフOD錠25mg/トレリーフOD錠50mg https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/1169015
エクセグラン錠100mg/エクセグラン散20%
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/1139005
 

適応症に注意

トレリーフとエクセグランは、適応症が異なります。さらに、トレリーフは、規格でも適応症が異なります。
トレリーフOD錠25mg/トレリーフOD錠50mg
4. 効能又は効果
〈OD錠25mg〉 パーキンソン病(レボドパ含有製剤に他の抗パーキンソン病薬を使用しても十分に効果が得られなかった場合) レビー小体型認知症に伴うパーキンソニズム(レボドパ含有製剤を使用してもパーキンソニズムが残存する場合) 〈OD錠50mg〉 パーキンソン病 (レボドパ含有製剤に他の抗パーキンソン病薬を使用しても十分に効果が得られなかった場合)
エクセグラン錠100mg/エクセグラン散20%
4. 効能又は効果
部分てんかんおよび全般てんかんの下記発作型
• 部分発作
単純部分発作[焦点発作(ジャクソン型を含む)、自律神経発作、精神運動発作]
複雑部分発作[精神運動発作、焦点発作]
二次性全般化強直間代けいれん[強直間代発作(大発作)]
• 全般発作
強直間代発作[強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)]
強直発作[全般けいれん発作]
非定型欠神発作[異型小発作]
• 混合発作[混合発作]
 

後発医薬品

先行承認されていた AG に加え、2024年2月15日に、後発医薬品が承認され、5月〜6月に薬価収載される見込みです。
 
 

一般名処方時の注意点

同じ「ゾニサミド」でも、適応症が異なります。
一般名先発医薬品
1139005B1ZZZ【般】ゾニサミド散20%エクセグラン散20%
1139005F1ZZZ【般】ゾニサミド錠100mgエクセグラン錠100mg
 
一般名先発医薬品
1169015F2ZZZ【般】ゾニサミド口腔内崩壊錠25mg:TREトレリーフOD錠25mg
1169015F3ZZZ【般】ゾニサミド口腔内崩壊錠50mg:TREトレリーフOD錠50mg
 

見分けるポイント

☑️ 剤型
「エクセグラン」の後発医薬品は、「錠」
「トレリーフ」の後発医薬品は、「口腔内崩壊錠」
 
☑️ 規格
「エクセグラン錠」の後発医薬品は、「100mg」
「トレリーフ OD 錠」の後発医薬品は、「25mg」「50mg」
 
適応症が異なるため、
「【般】ゾニサミド錠100mg 1錠」
と処方されていた場合に、
「ゾニサミド OD 錠 TRE 50mg  2錠」
変更することはできません

おわりに

適応症が異なるため、特に注意が必要です。
間違えやすいポイントを、十分に理解しておきましょう。
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。