薬の飲み忘れに気づいたら？
こんにちは、こはく堂薬局です。
お薬のことで、急に困ること。
こんなときどうしたら良いのか、
基本的な考え方をお知らせします。
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薬を飲み忘れたことに
気づいたら？
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「食後」に飲む薬を、飲み忘れたことに気づいたら、どうしたら良いのでしょう？
基本的な考え方として、
原則は、
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気づいた時に、一回分を、服用してください
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（薬剤師のおもい）
もちろん、大切な薬は、飲み忘れないように、その対策を一緒に考えた上で、飲み忘れの対策をお伝えしたいなぁと、思っていますが、
ご事情もあり、飲み忘れはありますよね。
（特に、きちんと飲んでほしい薬もあります）
具体的に見ていきましょう。
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【１】1日3回毎食後に飲む薬
夕食後に飲む薬を飲み忘れたことに、20時に気づいたら？
→夕食後に飲むはずだった薬を、１回分、すぐに飲んでください。
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「飲むはずだった時間」から近くて、
「次に服薬する時間」まで、時間が空いている場合、
気づいたらすぐに服薬してください。
『「次に服薬する時間」までの時間』がどれくらいだと、まだ、時間が空いていると考えるのでしょうか。
一般的には、1日3回飲む薬の場合、「4〜6時間」あけると次の薬を飲んで良いですよ、と説明されます。
朝食と昼食の間が、だいたい最低でも5時間くらいは空いているのではないでしょうか？
ですので、それくらい空いていれば、服薬してください、と説明されています。
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【２】1日3回毎食後に飲む薬
夕食後に飲む薬を飲み忘れたことに、翌朝の6時に気づいたら？
→朝食後に、１回分を服薬してください。
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「飲むはずだった時間」から時間が空いていて、
「次に服薬する時間」が近い場合、
次の、本来の服薬時間に１回分の薬を飲んでください。
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【３】1日3回毎食後に飲む薬
朝食後に飲む薬を飲み忘れたことに、7時に気づいたら？
→２種類の対策があります。
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朝食と昼食の間隔は短いので、食事の後に飲んだ方が忘れない、という場合は、
１回飛ばして、昼食後に、昼食後の薬を飲んでください、と説明されると思います。
二つ目の方法として、
思い出した時にすぐに服薬
4〜6時間くらいあけて、次、また、次、と服薬する方法があります。
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※1日1回朝食後に飲む薬の場合→気づいたときに、すぐに服薬してください。
上で説明しているのは、あくまでも、1日3回飲む薬のことです。
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これは、ダメ！
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思い出した時に2回分飲む
というのは、絶対にしないでください
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上のような対応をした時に考えられるリスク
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薬を飲むことは、薬の効果を得ることができるのでメリットですが、もちろん、デメリットもあります。
胃腸障害を防ぐために、「食後服用」という薬があります。
本来の食後の時間ではないときに服用すると胃や腸が荒れる可能性があります。
その対策として、
- 少し多めの水で服用する（途中でひっかからないように）
ことは大切です。
ここでは「食後」の薬のことを説明しました。
「食直後」の薬、「食直前」の薬は、また、対策が異なります。
食直前の薬は、食後や空腹時に飲むと、意味がありません。
こちらに書いたのはあくまでも基本的な考え方です。
お一人お一人の背景に合わせて、適切な方法を説明させてください。
