一包化
一包化に注意が必要な薬剤
オルメサルタン
メトホルミン塩酸塩製剤との一包化
オルメテックOD錠20mgとメトホルミン塩酸塩製剤を一包化し、温度30度、湿度65%、遮光で90日保存した試験では、メトホルミン塩酸塩製剤で14日後より変色*が認められました。含量測定は実施していません。
観察時期は開始時、7日後、14日後、28日後、60日後、90日後
- ごくうすい赤色や赤黄色、うすい黄色など
カモスタットメシル酸塩製剤との一包化
オルメテックOD錠20mgとカモスタットメシル酸塩製剤を一包化し、温度30度、湿度65%、遮光で90日保存した試験では、カモスタットメシル酸塩製剤の変色**は確認されませんでしたが、2017年3月末に販売を中止したオルメテック普通錠とカモスタットメシル酸塩製剤と一包化し、温度30度、湿度65%で90日保存した試験では、一部のカモスタットメシル酸塩製剤で7日後より変色が認められました。含量測定は実施していません。
観察時期は開始時、7日後、14日後、28日後、90日後
- ごくうすい紅色~やや紅色
引用文献:
オルメテックOD錠 配合変化試験(一包化試験)
酸化マグネシウム
マグミット錠との一包化による色調変化
サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物
吸湿性によるひび割れや膨張
参考)
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業「事例から学ぶ」:「一包化調剤に関する事例」 、2017年年報