現在、HPVワクチン接種を受けることはできるのですか?
接種を受けることができます。HPVワクチンは、平成25年(2013年)4月から定期接種ワクチン(決められた年齢では無料で接種を受けることができるもの)となっており、ご希望があれば医療機関で接種を受けることができます。12〜16歳の女子であれば、3回の接種はすべて無料です。しかし、平成25年(2013年)に厚生労働省の通知により、HPVワクチンの積極的勧奨を差し控える(ワクチン接種をお勧めしない)ことになりました。その後、HPVワクチンの有効性と安全性が証明されたこと、接種体制の整備が行われたことから、令和3年(2021年)11月12日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、この平成25年の勧奨差し控えの通知を「終了させる」ことが決定されました。
実質、令和4年度(2022年度)から定期接種の積極的勧奨が再開され、さらに、積極的勧奨の差し控えに接して接種を見送った女性(1997〜2007年度生まれ)に対して、令和4〜6年度(2022年4月1日〜2025年3月31日)の3年間、接種の機会が提供されることになりました(キャッチアップ接種)。なお、接種が進んだことでワクチンが供給不足となって限定出荷となった時期があり、経過措置として、令和4〜6年度内に1回でも接種を行った女性においては令和7年度(2026年3月末まで)も無料で接種を行えることとなっています。なお、海外では男子への定期接種を開始している国もありますが、日本では男子はまだ対象になっていません。今後、男子への定期接種が導入されることを期待しています。