在宅自己注射 対象薬剤追加審議(H24.5.23)

中央社会保険医療協議会 総会(第225回)
 
<アポモルヒネ塩酸塩製剤>
<アポモルヒネ塩酸塩製剤>
【販売名】アポカイン皮下注30mg
【効能・効果】 パーキンソン病におけるオフ症状の改善(レボドパ含有製剤の頻回投与及び他の抗パーキンソン病薬の増量等を行っても十分に効果が得られない場合)
【用法】 パーキンソン病におけるオフ症状の発現時に皮下投与する。通常、成人にはアポモルヒネ塩酸塩として1回1mgから始め、以後経過を観察しながら1回量として1mgずつ増量し、維持量(1回量1~6mg)を定める。その後は、症状により適宜増減するが、最高投与量は1回6mgとする。
【薬理作用】 本剤は、アポモルヒネ塩酸塩を有しており、線条体においてドパミンD1様及びD2様受容体に作用し、パーキンソン病における運動機能障害に対して改善効果を示す。
【主な副作用】傾眠、悪心、好酸球数増加、等
【承認状況】平成24年3月薬事承認