低血糖(令和5年12月改定)
低血糖
初期症状
「冷や汗がでる、気持ちが悪くなる、急に強い空腹感をおぼえる、寒気がする、動悸がする、手足がふるえる、目がちらつく、ふらつく、力のぬけた感じがする、頭が痛い、ぼんやりする、目の前が真っ暗になって倒れそうになる」などの症状が急に出現したり持続したりするが、食事をとると改善する
「ボーッとしている、うとうとしている、いつもと人柄の違ったような異常な行動をとる、わけのわからないことを言う、ろれつが回らない、意識がなくなる、けいれんを起こす」など
改定履歴
- 令和5年12月
- グルカゴン点鼻製剤
- 患者さん向けには7ページの下から4行目のところに記載
- 医師向けには16ページの真ん中の段に近いところでグルカゴンの処方に関して記載
- 家族の方しか使用できないということを改めて強調して意識して記載
- リアルタイム持続グルコース測定・スキャン式持続グルコース測定
- 血糖が高いあるいは低いと警告音を発することについて17ページの後半の低血糖の予防の部分で記載
- クロピドグレルとレパグリニドの併用によって低血糖が起こるという症例の報告
- 20ページの症例4としまして、そのような症例を記載して、また、文献も添えさせていただいて、併用によってレパグリニドの代謝が遅くなって、それによって血中濃度が高まり、低血糖を来すということの記載
- 22ページ以降の薬に関して、薬のカテゴリー等の文言を現在の製品に近いものに修正
2023年9月20日 第15回重篤副作用総合対策検討会 議事録