CASE1 解説編/服薬指導

みなさんに考えてほしいこと
- 副作用症状の伝え方
- 特に、暗示的な作用のある症状を伝える際には注意が必要
- 「副作用がない」と嘘はついてはいけない
- 例えば、
- 以前に眠気を生じた薬剤が第一世代抗ヒスタミン薬であれば、それよりは眠気リスクは低い、とは伝えることはできる
- 非鎮静性の抗ヒスタミン薬でも、人によっては眠気を訴える場合があるので、「非鎮静性なので眠気がでるはずがない」と、患者さんの訴えを頭から否定することがないように気をつけましょう
- 患者さんの状況に応じて
- 生活背景や副作用歴を尋ねて、個別に対応しましょう