薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 共有すべき事例 2023年 No. 11

薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業
公益財団法人 日本医療機能評価機構:「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 共有すべき事例 2023年 No. 11」(PDF
参照元)公益財団法人日本医療機能評価機構 (URL)
 
事例1)〔疑義照会・処方医への情報提供〕散剤の用量
患者:10歳代
フスタゾール散10% 1日3g 1日3回毎食後
成人量の表記を、成分量で記載されていると勘違いした
 
!製剤量と成分量の違いを確認すること
 
製剤量成分量
成人300mg〜600mg(0.3g〜0.6g)30mg〜60mg
小児 2歳未満75mg(0.075g)7.5mg
小児 2歳以上4歳未満75〜150mg(0.075g〜0.15g)7.5mg〜15.0mg
小児 4歳以上7歳未満150mg〜1300mg(0.15g〜0.30g)15.0mg〜30.0mg
クロペラスチンフェンジゾ酸塩 https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/2229006
 
 
事例2)〔疑義照会・処方医への情報提供〕併用禁忌の誤認
A 医院)
オルメサルタンOD錠20mg「DSEP」
B 医院)
フルコナゾールカプセル100mg「サワイ」
カンデサルタン錠4mg「あすか」
処方箋のコメント欄「フルコナゾール とオルメサルタンが併用禁忌であるため、オルメサルタンを中止し、カンデサルタンを服用するよう患者に 説明してください。」
 
レザルタス配合錠(オルメサルタン メドキソミルとアゼルニジピンの合剤)とフルコナゾールカプセル100mgが併用禁忌
→(誤)オルメサルタンとフルコナゾールが併用禁忌
→(正)アゼルニジピンとフルコナゾールが併用禁忌
これを見て、オルメサルタンとの相互作用だと誤認した
オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン配合剤 https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/2149115
 
 
事例3)〔疑義照会・処方医への情報提供〕DPP-4阻害剤による副作用(受診勧奨)
好酸球が33.2%
→背中の痒みが強いと訴えていることが分かった
(内科)トラゼンタ錠5mgによる類天疱瘡の可能性を疑い、皮膚科受診を勧めた
関連事項)