エンパグリフロジン
糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関する Recommendation
2022年7月26日
5. 発熱・下痢・嘔吐などがあるときないしは食思不振で食事が十分摂れないような場合(シックデイ)には必ず休薬する。また、手術が予定されている場合には、術前3日前から休薬し、食事が十分摂取できるようになってから再開する。
CKD治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するrecommendation
2022 年 11 ⽉ 29 ⽇
糖尿病“⾮”合併 CKD 患者においても,⾷事摂取量の不⾜,栄養不良状態,飢餓状 態,激しい筋⾁運動,過度のアルコール摂取,副腎機能不全,下垂体機能不全,シ ックデイなどの状況下では低⾎糖や正常⾎糖ケトアシドーシスなどの代謝異常を ⽣じる可能性があるため,SGLT2 阻害薬の中⽌を考慮する.⾷事摂取ができない ⼿術が予定されている場合には,術前 3 ⽇前から休薬し,⾷事が⼗分摂取できるよ うになってから再開する.
心不全治療における SGLT2 阻害薬の適正使用に関する Recommendation
2023 年 6 月 16 日
2 型糖尿病を合併した SGLT2 阻害薬を使用中の心不全患者が、食事摂取制限を伴う手 術を受ける場合には、手術 3 日前から休薬し、術後は食事摂取が可能になってから再開する。一方、2 型糖尿病を合併しない心不全患者では、術前の終日絶食日に SGLT2 阻害薬を休薬し、術後は食事摂取が可能になってから再開する。なお、 2 型糖尿病の合併・非合併にかかわらず、SGLT2 阻害薬を服用中の心不全患者が緊急手術を受ける場合には、同薬の休薬についてリスクとベネフィットを十分に勘案して現場での判断を許容する。いずれの場合においても、心不全患者において SGLT2阻害薬を休薬する場合には、休薬に伴う心不全増悪時も含め必要に応じて循環器専門医への紹介を考慮する。