間質性肺炎(令和8年2月改定)
(補足)
肺臓炎(はいぞうえん)
- 肺の炎症全般を指す広義の用語
- 間質性肺炎(間質=肺胞壁・血管周囲の組織)を指すことが多い
- 薬剤性肺障害の文脈では「薬剤性肺臓炎」として使われる
- 急性〜亜急性の炎症病態を指すことが多い
胞隔炎(ほうかくえん)
- 肺胞壁(胞隔)に限局した炎症を指す病理学的用語
- 間質性肺炎の初期病変に相当することが多い
- 炎症細胞の浸潤が主体の段階
- 肺臓炎の中でも組織学的に肺胞壁の炎症に焦点を当てた表現
肺線維症(はいせんいしょう)
- 炎症が慢性化・進行した結果、肺組織が線維化(瘢痕化)した状態
- 不可逆的な変化であることが多い
- 代表例:特発性肺線維症(IPF)
- 肺臓炎・胞隔炎が繰り返されることで進展するエンドステージ