製剤工夫を示す名称
放出制御の仕組み
放出制御の仕組みには下記のようなものがあります。
シングルユニット型・・錠剤全体が徐放性を持つように設計されている製剤
| 形態 | 種類 | 特徴 | 商品名(例) |
| シングルユニット型 | マトリックス型 | 疎水性・親水性の放出制御物質であるマトリックス中に医薬品を分散させた錠剤 | ヘルベッサー錠 |
| グラデュメット型 | 多孔性プラスチックの基盤中に医薬品を埋め込んだ錠剤 | フェロ・グラデュメット錠 | |
| レペタブ型 | 腸溶性コーティングされた内核錠と速放性の外層からなる有核錠 | デパケンR錠 | |
| ロンタブ型 | 徐放性の内核錠と速放性の外層からなる有核錠 | アダラートCR錠 | |
| スパンタブ型 | 速溶層と徐放層との2層からなる錠剤 | ツートラム錠 |
フェロ・グラデュメット

ツートラム

マルチプルユニット型・・・投与された錠剤やカプセル剤が速やかに崩壊して顆粒を放出し、放出された顆粒が徐放性を示す製剤
| 形態 | 種類 | 特徴 | 商品名(例) |
| マルチプルユニット型 | スパンスル型 | コーティング層の厚さが異なる顆粒や、主薬の放出時間が異なる顆粒を充填した製剤 | ボルタレンSRカプセル |
| スパスタブ型 | スパンスルを錠剤化したもの | テオドール錠 |
ボルタレンSRカプセル

テオドール


看護・実務で特に大事な注意
取扱上の注意点がある。名称を見ると、その製剤が該当するか見分けるためのヒントになる