Right Route(正しい用法)

内服薬

|服用方法

  • 何が起こっているか?
    • 薬を包装ごと飲み込んだ
      ・・穿孔・縦隔炎を起こし、致死的な転機をとる可能性もあるため、十分に注意が必要
  • 対策:
    • 薬の包装の工夫
    • 1錠ずつ切り離さない
注意喚起(PTPの裏面等)
参考資料)
  • 公益財団法人 日本看護協会:「PTPシートの誤飲防止対策について」(2013年2月20日)
 

内服薬/徐放性製剤

|与薬方法

  • 何が起こっているか?
    • 錠剤を半割・粉砕した
  • なぜいけないのか?
 

内服薬

|服用方法

  • 何が起こっているか?
    • 口腔内残薬
      咽頭内残薬
  • なぜいけないのか?
    • 薬の効き目がでない
    • 炎症を引き起こす可能性のある薬剤の場合、口腔内や食道の炎症を起こす
    • 誤嚥
野﨑園子:「薬剤と嚥下障害」、日本静脈経腸栄養学会雑誌 31(2):699-704:2016
野﨑園子:「薬剤と嚥下障害」、日本静脈経腸栄養学会雑誌 31(2):699-704:2016
 

注射剤

注射剤のミスは、健康被害と直結するため、特に注意が必要

中心静脈か末梢静脈か

|投与経路

  • 何が起こっているか?
    • 中心静脈から投与すべき高カロリー製剤を、末梢静脈から点滴した
  • なぜいけないのか?
    • 中心静脈:速やかに希釈されるため、末梢静脈への投与と比較して高濃度の薬液でも投与可能
      末梢静脈から点滴すると、静脈炎の原因となる
 

特に注意が必要な薬剤

カリウム製剤

カリウム製剤は、緊急時に使う(低カリウム血症)、過量投与で致死的な不整脈につながることから、医療事故も起こりやすく注意が必要な薬剤の一つ。

|与薬方法

  • カリウム製剤は、
    • 必ず、希釈する
    • 必ず、ゆっくり投与する(ワンショットしない)
参考資料)
 

インスリン製剤

インスリン製剤は量が「単位」であること、プレフィルド製剤・バイアル製剤・カートリッジ製剤など複数あることなどの理由から、医療事故も起こりやすく注意が必要な薬剤の一つ。
参考資料)
 

浣腸

|与薬方法

  • 何が起こっているか?
    • 立位での浣腸は、直腸穿孔の危険性がある
 

投与経路の間違い