リトレシチニブ

リトレシチニブ(円形脱毛症治療薬:JAK阻害薬)

① 薬剤の位置づけ

リトレシチニブは、主に 重症の円形脱毛症で用いられることがある JAK阻害薬(内服)
  • 円形脱毛症は自己免疫機序が関与し、JAK-STAT経路を介した炎症シグナルが病態に関与すると考えられている
  • 適応・投与は専門医(皮膚科)管理が前提になりやすい

② 作用機序(ざっくり)

  • JAK(ヤヌスキナーゼ)関連のシグナル伝達を抑えることで、免疫反応(炎症)を抑制し、毛包への攻撃を抑える方向に働く

③ 注意点・副作用(重要ポイント)

  • 感染症:上気道感染など〜重篤感染まで(発熱、咳、倦怠感が強い等は受診)
  • 血栓・心血管イベント:息切れ、胸痛、片麻痺などは緊急
  • 検査値異常:血算、肝機能、脂質など(定期採血で確認)
  • 悪性腫瘍リスク:免疫抑制に伴うリスクが議論されるため、長期フォローが重要

④ 服薬指導・フォローの要点

  • 服用開始前後で、医師指示の採血・感染症スクリーニング等が行われることがある
  • ワクチン(生ワクチンの扱い等)や、他の免疫抑制薬の併用は医師に確認
  • 途中で自己中断しない(再燃の可能性)

⑤ 関連