機能性消化管疾患(FGIDs)
内視鏡・血液検査・画像検査などで明らかな「器質的異常(潰瘍、がん、炎症、狭窄など)」が見つからないのに、消化器症状が慢性的に続く病態の総称
近年は「脳腸相関(腸と脳の双方向の影響)」の考え方が重視され、消化管運動・内臓知覚(痛みの感じやすさ)・腸内細菌・粘膜の軽い炎症・ストレス/不安・自律神経などが複合して症状が出る、と理解されます。
代表的なFGIDs(例)
- 過敏性腸症候群(IBS):腹痛+下痢/便秘などの便通異常
- 機能性ディスペプシア(FD):みぞおちの痛み、胃もたれ、早期満腹感 機能性胃腸症(FD)
- 機能性便秘、機能性下痢
- (小児では)機能性腹痛など
