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機能性胃腸症(FD)

消化管機能性疾患

消化管機能性疾患では、現在の検査方法では、異常(器質的疾患)が見つからないのに、症状が出現している疾患
<治療法>

1) まずは生活・食事(全員に基本)

少量頻回、脂っこい食事・刺激物(香辛料、アルコール)を控える
食べるスピードを落とす(早食いは悪化しやすい)
コーヒー・炭酸・喫煙で悪化する人もいるため、症状と関連があれば調整
睡眠不足・不規則生活、強いストレスは悪化因子になりやすい

2) 薬物療法(症状に合わせて)

A. 胃酸関連が強い/みぞおちの痛み(心窩部痛)タイプ(EPS)

B. 胃もたれ・早期満腹感(食後膨満感)タイプ(PDS)

C. 体質・冷え・ストレス要素も絡む場合

3) ストレス・不安が強い、慢性化している場合

ストレス対処、生活リズム調整に加えて、必要により医師が心身面への治療(認知行動療法的アプローチや薬)を検討することがあります(「気のせい」ではなく、脳腸相関の一部として扱う)。

4) 重要:危険サインがあるときは別疾患の確認が優先

体重減少、貧血、吐血/黒色便、嚥下困難、発熱、夜間に強い症状などがあれば、FDだけでなく器質的疾患の除外が必要になります。