第01章-1. 医薬品の選定

参照)
 

業務手順書作成マニュアル

【 手順書の具体的項目例 】

1. 医薬品の選定
(1)安全性に関する検討
○ 安全上の対策の必要性に関する検討
・安全上の対策の必要性とその具体的内容(使用マニュアル、注意事項の作成等)
(2)取り間違い防止に関する検討
○ 名称類似品、外観類似品に関する検討
・名称類似品、外観類似品の採用の回避
・頭文字 3 文字、語尾 2 文字あるいは頭文字と語尾の一致する採用医薬品の有無の確認
・包装や容器、薬剤本体(色調、形、識別記号等)の類似した既採用医薬品の有無の確認
○ 小包装品等の採用
・充填ミスを防止するため、充填の必要のない包装品を採用
(3)後発医薬品の選定基準
○ 後発医薬品の流通や情報提供に関する検討
・安定した供給・流通面 ・医薬品製造販売業者の情報提供体制 ・先発医薬品との効能・効果の違い
○ 後発医薬品の包装や形状などに関する検討
・剤形、サイズ(直径・厚さ・重量)、割線の有無を考慮 ・薬剤の一回量包装の適否 ・錠剤の品名印字、両面・レーザー印字の有無を考慮 ・先発医薬品の性状(色・形・コーティング等)等との比較 ・包装や PTP に GS1 バーコードの付与の有無を考慮