泌尿器科がん
膀胱がん
- 抗がん薬療法:CDDP 併用療法が標準
腎がん(腎細胞がん)
- 治療法:手術療法が治療の基本(放射線療法や細胞障害性抗がん薬には抵抗性)
- 薬物治療
- 分子標的薬
- 免疫チェックポイント阻害薬
- サイトカイン
前立腺がん
- 薬物療法
- ホルモン療法・・・前立腺がんはアンドロゲン依存性腫瘍であるため、薬物療法としてホルモン療法が第一選択となる
- 抗アンドロゲン薬
- 第一世代:ビカルタミド、フルタミド
- 第二世代:エンザルタミド、アパルタミド、ダロルタミド
- LH-RH アナログ製剤
- ゴセレリン、リュープロレリン、テガレリクス
ホルモン療法を続けていくうちに、治療抵抗性となりその効果が得られなくなることがある(数年後には、多くの症例でがんの増殖を抑制できなくなり、PSA 値の再上昇や病変の増大をきたしてしまう) =去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)
- CRPC の治療
- ドセタキセル
- ドセタキセルが無効になった後でも使える
- タキサン系:カバジタキセル
- 抗アンドロゲン薬:エンザルタミド、アパルタミド、ダロルタミド
- CYP17阻害薬:アビラテロン