院内製剤

市販製剤の供給困難に伴い、院内製剤で対応しているところも増えてきている。
院内製剤に関する資料をまとめておく。
 

規則 等

日本病院薬剤師会:「院内製剤の調製及び使用に関する指針(Version 1.1)」、平成24年7月作成、令和5年2月改訂.https://www.jshp.or.jp/activity/guideline/20230206-2.html
 
(関連)
厚生労働省 >「薬局製剤」
 
 
〔イソジンシュガー軟膏〕
(処方)イソジンゲル 90g、白糖(局方品) 200g、単シロップ(局方品) 60g
(調製法)微粉化した白糖に単シロップを徐々に加えながら練合し、パスタ状としたものにイソジンゲルを加え練合均質化し製する。軟膏容器に充填する。
(貯法)室温保存(遮光)
(有効期限および使用期限)用時調製
(適応)褥瘡、難治性潰瘍、熱傷
(用法・用量)1日1~2回適量をガーゼにのばし、患部に貼付する。
(備考)白糖は必ず局方品を使用する。一般に製菓用粉糖には2~5%のデンプンを含有しており、調製後の有効ヨウ素量が低値を示す。
(病院薬局製剤 第三版 日本病院薬剤師会編 薬事日報社 1990年8月21日)