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カルシトニン(エルカトニン)
商品名
- エルシトニン注20S
- エルシトニン注40単位
剤形:注射剤
使用時の注意
⚠️ 特徴
- 破骨細胞のカルシトニン受容体を刺激し、骨吸収を抑制します。
- 骨粗鬆症に伴う痛みに対する鎮痛作用を持ちます。
- 血清カルシウムを低下させるため、製剤と適応によっては高カルシウム血症の治療に用いられます。
- 骨粗鬆症そのものの骨折予防薬と、疼痛緩和を目的とした本剤の役割を区別して評価します。
🚫 注意すべき状況
- エルカトニンまたは本剤成分に対する過敏症の既往がある患者には投与しません。
- 投与前に薬剤・蛋白製剤などによるアレルギー歴、喘息歴を確認します。
- 低カルシウム血症またはそのリスクがある場合は、血清カルシウムと症状を慎重に観察します。
- 妊娠・授乳、高齢者、肝機能障害などでは、製剤別の最新電子添文に基づいて使用可否を確認します。
💊 薬理作用
- 破骨細胞のカルシトニン受容体を介して骨吸収を抑制します。
- 骨から血中へのカルシウム放出を抑え、血清カルシウムを低下させます。
- 中枢神経系への作用などを介して、骨粗鬆症に伴う疼痛を軽減すると考えられています。
📦 保管
- 温度、遮光、凍結の可否は製品表示と最新電子添文に従います。
- アンプルまたはシリンジの外観、破損、使用期限を投与前に確認します。
- 使用済み注射器・針は再使用せず、医療機関の手順に従って廃棄します。
看護師向け:観察事項
❤️ 投与後の観察事項
- 血圧、脈拍、呼吸状態、意識状態を確認します。
- 顔面潮紅、熱感、悪心、嘔吐、食欲不振、めまい、頭痛を観察します。
- 全身発赤、蕁麻疹、咽頭違和感、呼吸困難、血圧低下など、ショック・アナフィラキシーの初期症状に注意します。
💉 投与時の確認
- 商品名、規格、適応、投与量、投与経路、投与間隔を照合します。
- 20Sでは週1回投与であること、開始日と投与期間、疼痛の推移を確認します。
- 筋肉内注射では投与部位をローテーションし、硬結・疼痛・発赤の有無を観察します。
- 血清カルシウム、肝機能、疼痛スケール、ADL、鎮痛薬の使用状況を確認します。
⚠️ 副作用の観察
- 悪心、嘔吐、食欲不振、顔面潮紅、熱感、めまい、頭痛、注射部位反応。
- ショック・アナフィラキシー:血圧低下、気分不良、全身発赤、蕁麻疹、呼吸困難、咽頭浮腫。
- 低カルシウム血症・テタニー:口周囲や手足のしびれ、筋けいれん、こわばり。
- 喘息発作、肝機能障害・黄疸を疑う呼吸症状、倦怠感、食欲低下、皮膚・眼球黄染。
関連項目
公式情報
確認日:2026年9月23日