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半減期

ひとことで

半減期は、薬物の血中濃度または体内量が半分になるまでの時間です。投与間隔、効果の持続、蓄積を考える手がかりになります。

もう少し詳しく

多くの薬では、時間がたつにつれて一定の割合で体内量が減少します。
投与終了 ↓ 1半減期後:およそ1/2 ↓ 2半減期後:およそ1/4 ↓ 3半減期後:およそ1/8
半減期は主に📖クリアランスと📖分布容積の影響を受けます。概念的には、クリアランスが低いほど、また分布容積が大きいほど、半減期は長くなりやすくなります。
反復投与では、一般に約4〜5半減期で定常状態に近づき、中止後も約4〜5半減期で多くが消失します。ただし活性代謝物、非線形動態、腎・肝機能などで変わります。

なぜ重要?

  • 投与間隔を考える
  • 定常状態までの時間を見積もる
  • 中止後に作用が残る期間を考える
  • 腎・肝機能低下時の蓄積を予測する
半減期と作用時間は必ずしも一致しません。受容体への結合が長い薬、不可逆的に作用する薬、活性代謝物を持つ薬では特に注意します。

薬との関係

半減期が延長 ↓ 体内に薬物が残りやすい ↓ 反復投与で蓄積 ↓ 効果の遷延や副作用リスク
看護では、投与時刻だけでなく、腎機能・肝機能、前回投与、眠気・徐脈・出血など薬剤に応じた変化を確認します。

考えてみよう

問い

半減期が8時間の薬は、投与中止から24時間後に体内量がどの程度残ると考えられますか?

解説

24時間は3半減期です。単純化すると、1/2 → 1/4 → 1/8となり、約12.5%が残ります。ただし実際の患者では吸収、代謝物、臓器機能などの影響があります。

関連用語

関連教材

血中濃度推移、反復投与と蓄積、定常状態、腎機能低下時の投与設計。

参考資料

標準的な薬物動態学・臨床薬理学教科書、各薬剤の電子添文。