ステロイド

薬理作用

ステロイドの比較

ステロイド抗炎症作用Na貯留効果対応量 (mg) 1 錠中の含有量 (mg)血中半減期 (時間)生物学的半減期 (時間)
短時間作用型
コルチゾール1120101.58-12
中間作用型
プレドニゾロン40.851, 53-412-36
メチルプレドニゾロン50443-412-36
長時間作用型
デキサメタゾン2500.750.55-636-54
ベタメタゾン2500.750.55-636-54

副作用

発現時期別
開始当日数日後から2、3週間後から1ヶ月後から数ヶ月後から
不眠 うつ 精神高揚 食欲亢進血圧上昇 高Na血症 低K血症 浮腫 骨量減少副腎抑制 血糖上昇 コレステロール上昇 創傷治癒遅延 ステロイド潰瘍易感染性 中心性肥満 多毛 痤瘡 無月経紫斑 皮膚線条 ステロイド筋症 無菌性骨壊死 圧迫骨折 白内障 緑内障
 
副作用の出現パターンは、用量依存的パターンと閾値パターンがある。
  • 用量依存的パターン:用量が増えると副作用の発現頻度も増加
  • 閾値パターン:用量がある閾値を超すと、副作用の発現頻度が増加