硝酸イソソルビド

(参照元)添付文書

14.1 薬剤交付時の注意

自動体外式除細動器(AED)の妨げにならないように貼付部位を考慮するなど、患者、その家族等に指導することが望ましい。
 
製剤の特徴から判断できること
○処置等への影響
MRI・ジアルテミー  支持体に金属を含まないため、火傷などの有害事象が発生する可能性はない  万が一画像に影響しないようにするためには、剥離した方が良い
AED  胸部に貼付している貼付剤は剥離する
○剥がれた時の対応
<貼付時>  貼付部位を拭き、乾燥させてから貼付する  体毛がない場所を選ぶとよい(皮膚損傷を避けるため、貼付するために、貼付部位を、カミソリや除毛剤で、除毛するべきではない)  万が一に備えて、AED などに支障がない場所を選ぶと良い(AED のパッドを貼る場所は避ける)  貼付後に手で押さえて密着させる <剥がれそうな時> 軽度の場合  皮膚用テープ(絆創膏など)を上から貼る <剥がれたら>  医師の判断により、新たな製剤を、元々貼ってあった部位とは別のところに貼付する  次に貼り替える予定だった時間に、貼り替える
○テープの切断
<製薬企業の推奨>切断時のデータがないため、推奨しない <製剤の特徴から>  マトリックス型であるため、切断不可ではないと判断できる  切断により剥がれやすくなる、等の影響はある