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うっ血性心不全

うっ血性心不全

初期症状

「動くと息が苦しい」、「足がむくむ」、「急に体重が増えた」、「咳とピンク色の痰」、「疲れやすい」
 

重篤副作用疾患別対応マニュアル

厚生労働省  >重篤副作用疾患別対応マニュアル (URL)  ※改定前の版も閲覧可能
PMDA  >重篤副作用疾患別対応マニュアル(医療関係者向け)(URL)  >重篤副作用疾患別対応マニュアル(患者・一般の方向け)(URL)
厚生労働省 >重篤副作用総合対策検討会 (URL)

改定の履歴

第11回 重篤副作用総合対策検討会 2019年7月18日(令和元年7月18日)
日本循環器学会に、「うっ血性心不全」の改定作業をご依頼いただきました。この改定作業は8年ぶりになりますが、その背景には2つの事情があるかと思います。 一つは、2017年に日本循環器学会/日本心不全学会から、「急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)」として改訂されました。約8年前には、急性心不全と慢性心不全には別々のガイドラインがありましたが、それらを統合する形で、今回大幅に改定されました。 もう一つは現在、臨床の現場で非常に問題になっている、がん化学療法にともなう心血管障害が大きな問題となっているという点です。特に様々な分子標的薬で心血管障害が生じ、中でもうっ血性心不全を起こすがん治療薬に対する対応が非常に重要になってきています。これらの点に応じて、内容について加筆修正を行った次第です。
第5回 重篤副作用総合対策検討会 2009年3月5日(平成21年3月5日)
○事務局 1-18、「うっ血性心不全」についてご説明いたします。5頁の「患者の皆様へ」をご覧ください。心臓から全身に身体が必要とする量の血液を送り出すことができなくなり、肺に血液が貯まってきて、息切れ、疲れやすいなどの症状を示す「うっ血性心不全」が、抗不整脈薬、β遮断薬、副腎皮質ステロイド薬、解熱消炎鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬など)、抗がん剤などの医薬品によって引き起こされる場合もあります。症状として、「動くと息が苦しい」「疲れやすい」「足がむくむ」「急に体重が増えた」「咳とピンク色の痰」を挙げています。7頁にイラストを挙げており、階段を昇って苦しいと言っている、ピンク色の痰が出ている、足がむくんだという絵を挙げています。事務局からは以上です。