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バイオアベイラビリティ
ひとことで
バイオアベイラビリティは、投与した薬物が未変化体として全身循環へ到達する割合と速さを表す概念です。静脈内投与では原則100%です。
もう少し詳しく
経口投与
↓
消化管で溶解・吸収
↓
腸管壁や肝臓で一部が代謝
↓
残った薬物が全身循環へ到達
この過程で失われるため、経口薬のバイオアベイラビリティは100%未満になることがあります。吸収不良、食事、剤形、消化管機能、初回通過効果、併用薬などが影響します。
同じ成分でも投与経路や製剤が変わると、到達する量や速さが変わる場合があります。
なぜ重要?
- 経口投与と静脈内投与の用量が異なる理由を理解する
- 食事や剤形の影響を考える
- 投与経路変更時の過量・不足を防ぐ
- ジェネリック医薬品の生物学的同等性を理解する
バイオアベイラビリティは「吸収された割合」と完全に同じではありません。吸収されても全身循環へ到達する前に代謝される薬があるためです。
薬との関係
バイオアベイラビリティ低下
↓
全身循環へ届く量が減る
↓
血中濃度・効果が低下する可能性
一方、代謝阻害などで上昇すると、血中濃度と副作用リスクが増える場合があります。服薬時は食前・食後、粉砕可否、経管投与、相互作用などの指示を確認します。
考えてみよう
問い
同じ薬でも、経口投与量が静脈内投与量より多く設定されることがあるのはなぜでしょうか?
解説
経口投与では、吸収されない分や腸管・肝臓で初回通過代謝を受ける分があるため、全身循環へ到達する割合が低くなることがあるからです。
関連用語
関連教材
投与経路と血中濃度、初回通過効果、食事・剤形の影響。
参考資料
標準的な薬物動態学・製剤学教科書、各薬剤の電子添文・インタビューフォーム。