page icon

テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム (S-1)

医薬品情報

用法・用量

がん種
胃癌A法B法C法
結腸・直腸癌A法C法D法
頭頸部癌A法
非小細胞肺癌A法B法C法
手術不能又は再発乳癌A法
膵癌A法C法
胆道癌A法E法F法
ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法
 
A法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:28日間連日経口投与、14日間休薬
B法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:21日間連日経口投与、21日間休薬
C法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:14日間連日経口投与、7日間休薬
D法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:14日間連日経口投与、14日間休薬
E法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:7日間連日経口投与、7日間休薬
F法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:14日間連日経口投与、7日間休薬
ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法朝食後及び夕食後の1日2回 1コース:14日間連日経口投与、7日間休薬 最長1年間 初回基準量を超える増量は行わない
初回投与量
A・B・C・D・EFホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法
1.25m2 未満40mg/回朝40mg/回 夕20mg/回40mg/回
1.25m2以上1.5m2未満50mg/回40mg/回50mg/回
1.5m2以上60mg/回50mg/回60mg/回
減量基準:腎機能
 
 
 

レジメン

  • 胃がん
胃がんにおいて、単剤使用は減少しており、シスプラチンやオキサリプラチン、ドセタキセルと併用される。
 

副作用

日常生活に影響をきたす副作用と対処方法:非血液毒性である、口内炎、下痢、流涙には、QOL 低下のリスクがある

流涙

気づかれにくい
早期に対応することが重要であるため、事前に説明しておく