腸溶性製剤
腸溶性製剤
- 腸溶錠
- 胃では溶けず、腸で溶けるようにした錠剤。
目的
- 胃で溶けると胃障害を起こす薬 <副作用が出ないように>
- 低用量アスピリン・・アスピリン腸溶錠 アスピリン
- 胃酸で薬効成分が分解されないようにするため <薬の効き目が出るように>
- PPI プロトンポンプ阻害薬(PPI)
- 作用時間を遅くしたい薬
- 例)5-ASA 製剤 <病変部位に薬が届くように>
| 製剤名 | 製剤設計 | 放出部位 | 主な適応 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ペンタサ | 時間依存型(徐放) | 小腸〜大腸全体 | UC / CD | 小腸にも効く |
| アサコール | pH依存(pH7以上) | 回腸末端〜大腸 | UC | 大腸中心 |
| リアルダ | pH依存+MMX | 大腸全体 | UC | 1日1回可 |
| サラゾスルファピリジン(SASP) | 腸内細菌分解 | 大腸 | UC | 副作用多い |
| 坐剤(ペンタサ坐剤など) | 直腸投与 | 直腸 | 直腸炎型UC | 局所に強い |
| 注腸(ペンタサ注腸など) | 直腸投与 | 直腸〜S状結腸 | 左側大腸炎 | 広めに届く |
仕組み
- pH によって溶け方が違う物質を利用
- 低 pH (胃)では溶けにくい
- 中性付近では溶ける