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L型Caチャネル

ひとことで

L型Caチャネルは、細胞膜の電位変化に応じてCa²⁺を細胞内へ通すチャネルです。心筋・血管平滑筋の収縮に重要で、Ca拮抗薬の主な作用点です。

もう少し詳しく

細胞膜が脱分極 ↓ L型Caチャネルが開く ↓ Ca²⁺が細胞内へ流入 ↓ 心筋・血管平滑筋の収縮に関わる
血管平滑筋ではCa流入が収縮を促します。心筋では収縮、洞結節・房室結節では拍動や伝導に関係します。薬剤の組織選択性によって、血管への作用が目立つ薬と心臓への作用が目立つ薬があります。

なぜ重要?

Ca拮抗薬の降圧作用、浮腫、頭痛、ほてり、徐脈などを作用部位から考えられます。「体内のカルシウムを減らす薬」ではなく、「Caの通り道を遮断する薬」と理解します。

薬との関係

Ca拮抗薬 ↓ L型Caチャネルを遮断 ↓ 血管平滑筋へのCa流入が減る ↓ 血管拡張・📖末梢血管抵抗低下 ↓ 📖血圧低下
血管拡張により頭痛、ほてり、動悸、末梢性浮腫が起こることがあります。

考えてみよう

問い

L型Caチャネルを遮断すると、なぜ血管が広がるのでしょうか?

解説

血管平滑筋へのCa²⁺流入が減り、収縮に必要な細胞内Caが減るため、平滑筋が弛緩するからです。

関連用語

関連教材

L型Caチャネル、血管収縮と弛緩、Ca拮抗薬による血圧変化。

参考資料

標準的な循環生理学・薬理学教科書、Ca拮抗薬の電子添文。