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後負荷

ひとことで

後負荷は、心室が血液を送り出すときに乗り越える負荷です。左心室では主に動脈圧と末梢血管抵抗が関係します。

もう少し詳しく

📖末梢血管抵抗・動脈圧が上昇 ↓ 心室が血液を送り出しにくくなる ↓ 後負荷が増える ↓ 心筋の仕事量・酸素需要が増える ↓ 📖一回拍出量が低下することがある
高血圧や大動脈弁狭窄などは左室後負荷を増やします。肺血管抵抗が上がると右室後負荷が増えます。

なぜ重要?

後負荷が長く高い状態では心肥大や心不全につながります。一方、急激に下げすぎると低血圧や臓器灌流不足を起こすことがあります。

薬との関係

血管拡張薬・ACE阻害薬・ARB・Ca拮抗薬など ↓ 血管抵抗または動脈圧が低下 ↓ 後負荷が低下 ↓ 心臓が血液を送り出しやすくなる
看護では血圧、脈拍、息切れ、活動耐容能、めまい、腎機能を確認します。

考えてみよう

問い

高血圧が続くと、なぜ心臓の負担が増えるのでしょうか?

解説

左心室が高い動脈圧に逆らって血液を送り出す必要があり、後負荷と心筋の仕事量が増えるためです。

関連用語

関連教材

後負荷と血圧、血管拡張と一回拍出量、心不全の循環動態。

参考資料

標準的な循環生理学・薬理学教科書、高血圧・心不全診療ガイドライン。