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心拍出量

ひとことで

心拍出量は、心臓が1分間に送り出す血液量です。心拍数と📖一回拍出量の積で表されます。

もう少し詳しく

心拍出量(CO)=心拍数(HR)× 一回拍出量(SV)
心拍数が増える ↓ 一定範囲では心拍出量が増える
一回拍出量が増える ↓ 心拍出量が増える
ただし頻脈が強すぎると心室の充満時間が短くなり、一回拍出量が低下するため、心拍出量が十分増えない場合があります。一回拍出量は📖前負荷、📖後負荷、心収縮力の影響を受けます。

なぜ重要?

心拍出量が低下すると、脳・腎臓・筋肉などへの血流が不足し、倦怠感、冷感、尿量低下、意識変化につながります。数値だけでなく末梢循環と患者の生活機能を観察します。

薬との関係

β遮断薬 ↓ 心拍数・心収縮力を抑える ↓ 心拍出量が低下する方向 ↓ 心臓負荷を減らす一方、過剰なら徐脈・低血圧
血管拡張薬は後負荷を減らし、一回拍出量を改善する場合があります。利尿薬は前負荷を適正化しますが、体液を減らしすぎると心拍出量が低下します。

考えてみよう

問い

心拍数が増えれば、心拍出量は必ず増えるでしょうか?

解説

必ずではありません。頻脈が強いと拡張期が短くなり、心室に十分な血液が入らず一回拍出量が低下するためです。

関連用語

関連教材

心拍数×一回拍出量、前負荷・後負荷・収縮力、心不全の循環動態。

参考資料

標準的な生理学・病態生理学・薬理学教科書、心不全診療ガイドライン。